初めての根まがりたけ狩り体験
山菜採りの名人 高橋芳光さん
背中には大きなリュック、肩から大きな籠
数時間で両方にいっぱいになるそうです。
高橋さん宅は鬼首の長閑なところにある。
笑顔の素敵な3世代同居のご家族。、
穏やかで時間の流れがゆるやか。
高橋さんの庭。一瞬、ここは日本?アメリカのヨセミテ?
と思うような景色。宮城ではイグネと呼ばれる防風林。
裏庭の行者にんにくの畑(自生しているようです)、
もう花が咲いている。収穫時期は終了だそうです。
林業が盛んだった30年位前まで林道として
使われていた道。現在はほとんど使われていない。
道無き道を高橋さんはどんどんと茂みの中へ
見失わないように必死でついて行く。
ちょっと見たけでは見つからない太いネマガリタケ。
笹だけの根元にひっそりと芽を出している。
さすが名人、この立派な太い根まがりたけ、
正味1時間で8キロぐらい収穫したようです。
宮城と秋田、岩手の県境
前日宿泊したペンションリトルウッドのオーナーご夫妻。
オーナーの小林さんは素敵なつる細工をされる方で
東京から鬼首に移住されて13年になるそうです。
ペンションから見た朝の景色は最高でした。
収穫後残雪のある雄大な栗駒山を眺める。
小林さんご夫妻。高橋芳光さん。高橋佳弘さん
鳴子純米の会の事務局長スカンポを食べる。
甘酸っぱい。
トラックの荷台でお荷物状態。
おしりが痛かった。
前日の朝、純米の会の高橋君から、今年は気候の関係で根まがりたけの収穫は明日で終りだそうです。と連絡があり、写真を撮りたかった私は急遽、名人に同行させて頂けるようお願いをした。

あとで名人はどんなひ弱な女性が来るのか心配したが、丈夫な人が来て良かったと言われ、ホッとした。でも喜んでいいのかしら?準備するものとして、帽子・サングラス・タオル・雨具・運動靴ではなく長靴を用意するようにと言われ、もしかして大変なところに行くのかな?と少々不安に思いながら、仕事を片づけ、長靴を購入し、午後7時頃鬼首に向かった。

古川 I/c を下り、鳴子方面へ鳴子の温泉街を抜け、峠の山道を抜け、午後10時頃オニコウベリゾートパーク内の温泉付のペンション「リトルウッド」に到着、温泉に入り明日に備えてすぐベットに潜り込んだ。

初体験にすこし興奮気味だったようでなかなか寝付かれず、翌朝は5時半には目が覚めてしまった。
ペンションの窓から見える景色が新緑が輝いている山の上に霞がかかっていて、最高の景色。
デジカメで撮ろうかと思ったが、この美しさは収まらないだろうと思い写すのをやめた。

朝食はペンションオーナーの奥様手作りの美味しい筍ご飯、デザートにパンケーキとコーヒー、しかも昼食用のおにぎりまで用意して頂き、感謝です。話をしているうち、オーナーの小林さんご夫妻も一緒に根まがいたけを採りに行くことになり、「山菜採りでも根まがりたけは一番大変だよ」と言われ、名人の足手まといにならないか、ドキドキしながら出発。

出発前タオルは必ず首に巻くようにと言われ、へ〜え、と素直に従う。
山に入って装備の理由が分かった。タオルは汗を拭くためだけではない首を守るため、サングラスは目を保護するため、帽子も笹竹の中を歩くとき、反発でバシバシ顔に当たるのを保護し、足下も笹に覆われていて見づらいく、水たまりも多いので必ず長靴、しかも笹竹を踏みしめて歩くため滑りやすいので、足首を保護するためにもなるのです。

さて、収穫開始、でもなかなか名人のように太いものを見つけられない。目につくのは細いものばかり、しばらくすると名人がちょっと一人で行ってくる。1時間でもどるからと、奥の方に入って行った。

私と純米の会の高橋君は目印の回りで収穫。目印を見失うと自分がどこにいるのか分からなくなるので、目印からさほど遠くないところでウロウロ、それでも気をつけないとすぐ自分の居場所が分からなくなる。
根まがりたけのあるところは熊が多いとも聞いていたので尚更慎重になる。

しばらくすると全身汗だく、すこし疲れたので、笹竹に囲まれながら、笹竹を折り曲げて、ハンモック代わりにして空を見上げ水分補給と休憩。小さいころ兄と基地を作って遊んだことを思いだし、兄に鍛えられたお陰でどうにか今回同行できたのかなと思う。

あっという間に時間はすぎそろそろかな?と思っていたら名人が帰ってきた。ちょうど1時間、時計を持っていないのにさすが山男!今回の体験は根まがりたけの収穫だけでなく、高橋名人や小林ご夫妻にいろんな山の話を伺い、とても豊かで、楽しい時間を過ごせたのもすばらしい収穫。

帰りは鳴子温泉の早稲田大学の学生が発見した「早稲田桟敷湯」でさっぱりして、国分町まで3時間のドライブ。
まだまだ宮城には良いところあるんだな〜ぁと 実感。

2004年6月16日

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